講座テキスト１、２で多肉植物を担当した近藤義展先生が寄せ植え作品を作る上でいつも大切にしているのは、作品で何かの風景やイメージを表現する“アート”としてのこだわりです。

　一つ一つの多肉植物をどのような意図で選び、それをどこに配置していくのか。また、空けたスペースにはどのような意味を持たせるのかなど、この動画レッスンでは、近藤先生がオリジナル作品を作る際に、頭の中で考えていることをカメラの前で詳しく解説していただきました。

　「クリエイターの作品づくりとはこういうものか！」という、オリジナル作品を制作するためのアイデアやヒントが詰まっています。


　もう一つ見どころは、多肉植物の栽培管理についての解説です。多肉植物の種類や水やりの方法は学んだものの、受講生の皆さまから寄せられる質問で多いのが、真夏や真冬に「枯らせてしまった」という栽培管理のトラブルに関するものです。

　栽培管理をする上でポイントとなる水やりと気温、日当たりという重要な要素は、それぞれが密接に関連していて、その仕組みがわかれば、管理のコツがつかめます。多肉植物特有の呼吸や光合成の仕組み、そして日光の性質などについて、近藤先生に授業のようなスタイルで、より詳しく解説いただきました。

　この動画レッスンで学んだ知識を作品づくりや栽培管理に生かすことで、多肉植物をもっと楽しむことができるようになります。